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局所排気装置・集塵機はレンタルできる?おすすめ会社を解説

局所排気装置や集塵機ってレンタルできるのかな?

どの会社がおすすめなのかも知りたいですね!

工場や研究室で粉じん、有機溶剤、VOC、溶接ヒュームなどが一時的に発生する場合、局所排気装置や集塵機を購入するのではなく、レンタルで導入する方法があります。

短期間の工事や実験、設備の試験導入などであれば、高額な初期費用を抑えながら必要な期間だけ利用できる点がメリットです。

一方、有機則などの法令対象となる作業では、単に機器を借りるだけではなく、必要な制御風速や設備要件を満たしているか確認しなければなりません。

本記事では、局所排気装置・集塵機をレンタルするメリットや料金相場、おすすめ機種、レンタル会社を選ぶポイントについて詳しく解説します。

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目次

工事不要で設置できる局所排気装置|比較表

BA500SBA400TBA400S
BA500SBA400TBA400S
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用途・位置づけ揮発性有機溶剤(VOC)用の小型局所脱臭装置。 揮発性有機溶剤(VOC)用の小型局所脱臭装置。揮発性有機溶剤(VOC)用の小型局所脱臭装置。
主な特徴ダブルの活性炭+HEPAフィルタでVOC成分を強力除去。大容量活性炭フィルター、自動流量制御、液晶画面、温度センサーによる安全運転を搭載。 活性炭+HEPAフィルタの2段構成でVOC・臭気・細かい塵に対応。自動流量制御、液晶画面、温度センサーによる安全運転を搭載。 活性炭+HEPAフィルタの2段構成でVOC・臭気・細かい塵に対応。自動流量制御、液晶画面、温度センサーによる安全運転を搭載。 
施工性ダクト工事不要で、低コスト設置・移動対応。 ダクト工事不要、キャスター付きで移動しやすい。 ダクト工事不要、キャスター付きで移動しやすい。 
寸法(H×W×D)975 × 440 × 515 mm ※公式ではBA500T本体仕様として掲載、BA500Sは基本性能・サイズ同等。 745 × 450 × 515 mm。 745 × 450 × 515 mm。 
重量45 kg ※同上。 25 kg。 25 kg。 
電源・周波数115V・50/60Hz ※同上。 100–240V・50/60Hz。 100–240V・50/60Hz。 
騒音値70 dBA未満(最大風速時)。 70 dBA未満(一般的吸引速度時)。 70 dBA未満(一般的吸引速度時)。 
消費電力1,100W。 1,100W。 1,100W。 
最大ブロワー静圧9,600Pa。 9,600Pa。 9,600Pa。 
最大ブロワー吸引率300㎥/hr(推奨200㎥/hr)。 300㎥/hr(推奨200㎥/hr)。 300㎥/hr(推奨200㎥/hr)。 
一次フィルターC001 BA500用フィルター(活性炭、約21kg)。 H001 プレフィルター(不織布、約0.6kg)。 H001 プレフィルター(不織布、約0.6kg)。 
二次フィルターC002 共通フィルター(活性炭・ガラスファイバー、約18kg、捕集効率99%@0.3μm)。 C002 共通フィルター(活性炭・ガラスファイバー、約18kg、捕集効率99%@0.3μm)。 C002 共通フィルター(活性炭・ガラスファイバー、約18kg、捕集効率99%@0.3μm)。 
向いている使い方の傾向VOC対策をより強めたい現場、発散防止抑制措置対応を重視する現場向き。これはダブル活性炭と公式の機種位置づけからの整理です。 粉じん・臭気・VOCをバランスよく抑えたい汎用用途向き。これはフィルター構成と公式説明からの整理です。 BA400Tと同等サイズ・性能で、ステンレス外装を重視したい現場向き。 

局所排気装置・集塵機はレンタルできる?

局所排気装置や集塵機にはレンタルに対応している製品があり、粉じん・ヒューム・VOCなどの一時的な対策に活用できます。ただし、機種や用途によってレンタル可否が異なるため、使用物質や必要風量を伝えたうえで会社へ相談することが重要です。

局所排気装置や集塵機・ヒュームコレクターはレンタルできる

局所排気装置や集塵機、ヒュームコレクターの中には、レンタルで利用できる製品があります。

例えば株式会社レントでは可搬式集塵機や負圧集塵機、粉じんと溶接ヒュームの両方へ対応する集塵機などをレンタル機器として取り扱っています。アクティオでも100V・200Vの可搬式集塵機などをレンタルできます。また、VOC対策機器を扱うベリクリーンエアも、事業内容として集塵・脱臭機器などの販売に加え、リース・レンタルを掲げています。

ただし、レンタルできる機種や在庫、期間は会社によって異なります。粉じん用、有機溶剤用、溶接ヒューム用では必要なフィルターや構造も異なるため、用途を伝えて選定してもらうことが大切です。

短期間の作業や試験導入ならレンタルがおすすめ

数日から数カ月程度の短期利用であれば、購入よりレンタルが適しているケースがあります。局所排気装置や高性能集塵機を購入すると、本体代だけでなく、フード、ダクト、設置工事、フィルターなどの費用も必要です。期間限定の工事や研究のためだけに購入すると、使用終了後に装置を保管する場所も確保しなければなりません。

レンタルなら、必要な期間だけ費用を負担して利用し、作業終了後に返却できます。また、本格導入前に実際の作業環境で吸引能力やVOC除去性能を確認する試験運用にも利用できます。

特に「どの程度の風量が必要か分からない」「実際に臭気がどこまで減るか確認したい」という場合には、購入前の検証手段としてレンタルを活用するとよいでしょう。

排気装置コンシェルジュ

局所排気装置や集塵機はレンタル可能です。短期間の作業や試験導入なら、初期費用を抑えられるレンタルがおすすめです。 

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レンタルできる局所排気装置・集塵機3選

局所排気・VOC対策を目的に機器を探している場合は、吸引風量だけでなく、活性炭やHEPAフィルターの構成、有機則への対応方法などを確認することが重要です。ここでは、ベリクリーンエアのBAシリーズを3機種紹介します。なお、実際のレンタル可否・期間・料金は問い合わせ時に確認してください。

BA500S(高性能な主力モデル)

BA500Sは、揮発性有機溶剤やVOC対策を目的とした小型局所脱臭装置です。

ダブルの活性炭とHEPAフィルターを利用し、溶剤蒸気と微粒子を捕集する設計となっています。最大ブロワー吸引率は300㎥/h、推奨吸引率は200㎥/h、最大静圧は9,600Paです。

BA500シリーズの大きな特徴は、有機則における「発散防止抑制措置」の対応機種として位置付けられている点です。メーカーFAQでも発散防止抑制装置として認可されたことが案内されています。ただし、この許可は設置場所ごとの手続きが必要であり、機器を置くだけで自動的に法令対応になるわけではありません。

有機溶剤を比較的多く使用する工場や研究施設などで、VOC吸着性能や法令対応を重視したい場合に検討しやすいモデルです。

項目内容
主な用途VOC・有機溶剤の吸着、脱臭
最大吸引率300㎥/h
推奨吸引率200㎥/h
最大静圧9,600Pa
主なフィルター活性炭・HEPA
特徴発散防止抑制措置対応機種
レンタル料金要問い合わせ

BA400T(汎用的なバランスモデル)

BA400Tは、VOC・有機溶剤の局所的な吸引と脱臭を目的とした集塵・脱臭機です。

大容量の活性炭フィルターとHEPA系フィルターを組み合わせ、MEKをはじめとするVOC成分や微細な塵、臭気を捕集します。最大ブロワー吸引率は300㎥/h、推奨200㎥/h、最大静圧は9,600Paです。

本体には自動流量制御や液晶画面が搭載されており、フィルター状態を確認しながら使用できます。BA400Tの外装はスチール・粉体塗装仕様で、基本性能やサイズはBA400Sと同等です。

BA500シリーズほどの活性炭容量や発散防止抑制措置対応を必要とせず、作業場所で発生するVOCや臭気を局所的に捕集したいケースに向いています。ただし、有機則で局所排気装置等の設置が必要な作業の場合は、BA400Tを置くだけで要件を満たすとは限らないため、事前確認が必要です。

項目内容
主な用途VOC・有機溶剤・臭気対策
最大吸引率300㎥/h
推奨吸引率200㎥/h
最大静圧9,600Pa
外装スチール・粉体塗装
特徴性能と導入しやすさのバランス
レンタル料金要問い合わせ

BA400S(コンパクトな標準モデル)

BA400Sは、揮発性有機溶剤やVOCを活性炭とHEPAフィルターで捕集する小型局所脱臭装置です。

キャスターを備えた可搬型で、ダクト工事を行わず作業場所の近くへ配置しやすい点が特徴です。メーカーでは「局所排気装置として応用可能」と案内されています。

最大吸引率は300㎥/h、推奨値は200㎥/h、最大静圧は9,600Paで、基本性能はBA400Tと同等です。BA400Sはステンレス外装となっており、BA400Tとの主な違いの一つが外装材質です。

研究室、試験設備、小規模な製造工程など、設備を固定せず作業場所に合わせて移動させたい場合にも利用しやすいでしょう。ただし、BA400SもBA500シリーズと同じ法的位置付けではないため、有機則対象作業では必要な措置を個別に確認してください。

項目内容
主な用途VOC・有機溶剤・臭気対策
最大吸引率300㎥/h
推奨吸引率200㎥/h
最大静圧9,600Pa
外装ステンレス
特徴可搬型で設置場所を変更しやすい
レンタル料金要問い合わせ

 

排気装置コンシェルジュ

レンタル対応の局所排気装置は、性能やサイズが異なります。用途や設置環境に合わせて最適なモデルを選びましょう。

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局所排気装置・集塵機をレンタルするメリット

局所排気装置や集塵機のレンタルには、設備購入に必要なまとまった資金を抑えられるほか、使用期間や作業内容に応じて柔軟に機種を選びやすいメリットがあります。短期利用や設備導入前のテストにも適しています。

購入するより初期費用を抑えられる

レンタルの大きなメリットは、局所排気装置や集塵機を購入する場合と比較して、導入時の費用を抑えやすいことです。大型の集塵機やVOC対応設備は本体価格が高く、フード、ダクト、フィルター、電源設備なども含めると大きな設備投資になることがあります。

短期間しか使用しないのであれば、本体を所有する必要性は高くありません。レンタルであれば、利用期間に応じた料金と運搬費などで導入できるため、まとまった購入資金を用意する必要がありません。

特に、期間限定の工事、試験、研究開発、新規ラインの立ち上げなど、今後も継続利用するか分からない用途では、まずレンタルで導入して費用対効果を確認する方法が適しています。

必要な期間だけ利用できる

レンタルでは、数日、数週間、数カ月など、必要な期間に合わせて機器を利用できます。例えば1カ月だけ実施する工事の粉じん対策のために集塵機を購入すると、工事終了後にはほとんど使用しない設備を保管し続けなければなりません。

レンタルなら作業が始まるタイミングで機器を搬入し、終了後に返却できます。保管スペースを確保する必要がなく、不要になった設備を中古で売却・廃棄する手間もありません。

ただし、最低レンタル期間が設定されている会社もあります。また、予定していた作業が長引く場合には延長料金が発生します。利用期間が明確な場合ほどレンタルのメリットを活かしやすいため、契約前に日額・月額料金と延長条件を確認しましょう。

短期工事・研究・試験作業に利用しやすい

局所排気装置や集塵機のレンタルは、短期間だけ発生する有害物質への対策と相性がよい方法です。例えば建物改修時の研磨・切断作業では、その期間だけ大量の粉じんが発生します。また、研究所では新しい溶剤や材料を使用する実験を数週間だけ行うケースもあります。

こうした作業のためだけに設備を購入すると、利用頻度に対してコストが高くなりやすいです。レンタルなら、作業期間だけ必要な能力を持つ集塵機やVOC対策装置を用意できます。

ただし、研究や試験で有害な化学物質を使用する場合には、レンタルであるか購入であるかにかかわらず、安全衛生関係法令への対応が必要です。使用物質のSDSなどを確認したうえで機種を選びましょう。

本格導入する前に局所排気装置の効果を確認できる

局所排気装置はカタログ上の最大風量だけを見ても、実際の作業場所でどの程度効果を発揮するか判断しにくい設備です。発生源とフードの距離、ダクトの長さ、周辺の気流、作業方法などによって捕集性能が変化するためです。

そのため、本格的に購入する前にレンタル機やデモ機を利用し、実際の現場でテストする方法が有効です。粉じんが作業場へ漏れなくなるか、溶剤臭が低減するか、作業者の邪魔にならないかなどを確認できます。

VOC対策機器では、メーカーがデモ機の申し込みを受け付けているケースもあります。BAシリーズについてもベリクリーンエアがデモ機申し込みを案内しています。

故障・メンテナンスに掛かる負担を抑えやすい

局所排気装置や集塵機を所有すると、故障時の修理や消耗部品の管理も自社で行う必要があります。ファン、モーター、フィルターなどに不具合が発生すれば、修理費だけでなく設備停止による業務への影響も考えなければなりません。

レンタルでは、通常使用による機器故障についてレンタル会社が修理や交換へ対応するサービスがあります。そのため、自社で修理業者を探したり、予備機を所有したりする負担を減らしやすくなります。

ただし、フィルターなどの消耗品は利用者負担となる場合があるほか、誤った使用方法による故障は別途費用が必要になる可能性があります。契約前に、メンテナンス費用に含まれる範囲と消耗品の負担について確認しておきましょう。

作業内容に応じて異なる機種へ変更しやすい

製造現場では、作業工程によって発生する物質が変わることがあります。研削工程では粉じん用集塵機が必要でも、溶接工程ではヒュームコレクター、洗浄工程ではVOCに対応した局所排気・脱臭設備が必要です。

すべての装置を購入すると設備投資が大きくなりますが、レンタルなら作業内容に合わせて必要な機種を借りることができます。設備変更や新規作業のたびに機器を買い足す必要がなく、柔軟な運用が可能です。

ただし、希望する機種が必ずレンタル会社に在庫されているとは限りません。特に特殊フィルターや防爆仕様、有機溶剤対応などの特殊機種は選択肢が少ないことがあるため、作業開始前の早い段階から問い合わせておくことが重要です。 

排気装置コンシェルジュ

局所排気装置のレンタルは、初期費用や保守負担を抑えつつ、必要な期間だけ用途に合った機種を利用できる点がメリットです。

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局所排気装置・集塵機をレンタルするデメリット

レンタルは短期間の利用に便利ですが、長期間使用すると購入より費用が高くなる可能性があります。また、レンタル機は既製品が中心となるため、工場のレイアウトや特殊な作業条件へ完全に合わせられないことにも注意が必要です。

長期間利用すると購入より総額が高くなる場合がある

局所排気装置や集塵機を数年間継続して利用する場合、レンタル料金の累計が購入価格を上回る可能性があります。レンタル料金には本体代だけでなく、管理費、整備費、レンタル会社のサービス費用なども含まれているためです。

例えば毎月10万円の機器を3年間レンタルすれば、単純計算で360万円になります。同等機種を購入した方が安いのであれば、長期利用では購入の方が経済的です。

ただし、購入では故障修理や保守費、設備入れ替えなどの費用も必要になります。単純に本体価格とレンタル料金だけを比較するのではなく、予定利用年数とメンテナンス費用まで含めたトータルコストで判断しましょう。

希望する風量・フィルターの機種を借りられない場合がある

レンタル会社が保有する機種には限りがあります。例えば一般粉じんを吸引する可搬式集塵機は比較的多くレンタルされていますが、有機溶剤や特定化学物質、特殊な金属粉などに対応する製品は選択肢が限定される可能性があります。

また、同じ集塵機でも必要な処理風量は作業規模によって異なります。小型機では能力不足になる一方、必要以上に大型の機種を借りると電源や設置スペースの問題が発生します。

使用する物質、粉じんの性状、必要風量、電源、ダクト長などを事前に整理し、条件に合う機種があるかレンタル会社へ問い合わせましょう。在庫がなければ、他社への相談も検討する必要があります。

作業場所に合わせた専用設計が難しい場合がある

固定式の局所排気装置では、発生源の形状、作業者の位置、周囲の気流などを考慮し、専用フードやダクトを設計できます。一方、レンタル機は既製品が中心となるため、作業環境に完全に合わせた設計が難しい場合があります。

局所排気では、単純に吸引力が強ければよいわけではありません。発生源を囲い込み、適切な場所に吸込口を配置することが重要です。フード位置が遠いと、有害物質を十分に捕捉できない可能性があります。

法令対応を目的として利用する場合には特に注意が必要です。既製のレンタル機だけで必要な制御風速を確保できるか、専門会社による確認を受けることをおすすめします。

運搬費・設置費・撤去費が別途掛かる場合がある

レンタル料金には本体利用料だけが表示され、運搬費や搬入費、設置費などが含まれていない場合があります。大型集塵機になるほど重量が増えるため、トラックによる配送やフォークリフト・クレーンなどを使用した搬入が必要になるケースがあります。

また、ダクトやフードを現場に設置する場合には施工費が発生する可能性があります。レンタル終了時には撤去・返送費も必要です。

そのため「月額5万円」といった本体レンタル料だけで比較するのではなく、搬入から返却までの総額で見積もりを確認しましょう。遠方への配送では輸送費が高くなることもあるため、近隣営業所から手配できる会社を選ぶとコストを抑えやすくなります。

有機則など法令対応の確認を自社で行う必要がある

有機溶剤を扱う作業では、有機溶剤中毒予防規則によって局所排気装置などの設備が求められるケースがあります。レンタル機を設置しただけで、自動的に有機則へ対応できるわけではありません。

対象物質、作業時間、作業場所、フード形状、制御風速などを確認し、必要な要件を満たさなければなりません。また、発散防止抑制措置を利用する場合にも所定の手続きが必要です。

例えばBA500シリーズについても、メーカーは発散防止抑制装置としての認可を案内していますが、場所ごとの申請・認可が必要としています。

法令対応を目的としてレンタルする場合は、機器会社だけでなく労働衛生に詳しい専門家や所轄労働基準監督署などへ確認すると安心です。

排気装置コンシェルジュ

レンタルは長期利用で割高になる場合があり、機種の制限や別途費用、設置環境・法令への対応にも注意が必要です。 

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局所排気装置・集塵機のレンタル料金・費用相場

局所排気装置・集塵機のレンタル料金は、処理風量や電源、フィルター性能、利用期間によって大きく変わります。さらに運搬、フード、ダクト、フィルターなどが別料金になるケースもあるため、本体料金だけではなく総額で比較しましょう。

小型局所排気装置・集塵機のレンタル料金相場

小型の集塵機は、比較的低価格でレンタルできます。2026年3月に株式会社レントが公表した調査では、最大風量2.9~3.7㎥/min程度のバキュームクリーナーで、日額1,500円~7,000円、月額2万円~11万円程度が目安とされています。

ただし、これは一般的な清掃・粉じん回収用機器を含む相場です。HEPAフィルターや活性炭フィルターを使用する局所排気・脱臭装置では、より高額になる場合があります。

小型だから安いと判断するのではなく、実際に捕集したい粉じんやガスへ対応しているか確認することが重要です。VOCなど気体状の物質は一般的な粉じん用集塵機では十分に除去できないため、対応機種を指定して見積もりを依頼しましょう。

中型・大型集塵機のレンタル料金相場

工場や工事現場などで利用する可搬式集塵機は、処理風量が大きくなるほどレンタル料金も高くなる傾向があります。

株式会社レントの2026年3月調査では、最大風量10~20㎥/min程度の可搬式集塵機で日額2,000円~1万5,000円、月額10万円~25万円程度が目安です。30~60㎥/minでは日額8,000円~2万円、月額12万円~40万円程度とされています。さらに大規模な負圧集塵機では月額数十万円から100万円を超える製品もあります。

大型機を利用する場合には、三相200Vなどの電源設備が必要になるケースがあります。料金だけでなく、電源容量、搬入口、設置スペースなども事前に確認しましょう。

ヒュームコレクターのレンタル料金相場

溶接ヒュームやレーザー加工時の煙を吸引するヒュームコレクターは、一般的な粉じん用集塵機より高性能なフィルターを搭載していることがあります。そのため、料金は機種や処理風量によって大きく異なり、月額数万円から数十万円程度になるケースがあります。

株式会社レントでは、粉じんと溶接ヒュームの両方へ対応する「STDコレクタ」をレンタル機として取り扱っています。フロントフィルター、プレフィルター、電気集塵ユニットなどによって段階的に捕集する構造です。

ヒュームは非常に細かな粒子であるため、一般的な粉じん用フィルターでは十分に捕集できない可能性があります。価格だけでなく捕集性能を確認して選ぶ必要があります。

有機溶剤・VOC対応排気装置のレンタル料金相場

有機溶剤やVOCに対応する装置は、一般的な粉じん用集塵機と異なり、活性炭や化学吸着材などを使用します。使用する溶剤の種類や濃度、使用量によって必要なフィルター容量が変わるため、公開された一律のレンタル価格は少なく、個別見積もりになるケースが多いです。

例えばベリクリーンエアのBAシリーズでは、アセトン、IPA、MEK、トルエン、キシレンなどのVOC対策を想定した活性炭・HEPA構成が採用されています。

VOC用装置では、本体料金だけでなく活性炭フィルターの交換費用も確認しましょう。高濃度の溶剤を長時間吸引すればフィルター消耗も早くなり、ランニングコストが増加する可能性があります。

ダクト・フードなど周辺機器のレンタル費用

局所排気装置・集塵機を使用する際には、本体以外にも吸込ダクトやフードが必要になる場合があります。可搬式集塵機でも、発生源から離れた場所に本体を設置するならダクトホースを接続しなければなりません。

アクティオでは集塵機と組み合わせる125mm・250mmの吸込ダクトホースを案内しており、レントでも集塵機用ダクトなどを関連機器として取り扱っています。

料金は口径や長さによって異なるため、本体見積もりと同時に確認しましょう。また、作業対象に合わせた囲い式フードなどを製作する場合はレンタルではなく製作費が必要になるケースがあります。

運搬・設置・撤去に掛かる費用

局所排気装置・集塵機のレンタルでは、機器を現場まで届けるための運搬費が別途必要になることがあります。特に大型機は数百kg以上になることがあり、通常の宅配便では運べません。トラックやユニック車などによる搬入が必要になる場合があります。

さらに、設備を建物内の奥まで搬入したり、ダクト配管を施工したりする場合には設置費も加算されます。返却時には撤去費や回収運賃も必要です。

遠方からレンタルすると往復の輸送費だけで大きな金額になる可能性があります。見積もりでは「本体レンタル料」「運搬費」「設置費」「撤去費」「消耗品費」を分けて提示してもらい、トータルコストで会社を比較することが大切です。 

排気装置コンシェルジュ

局所排気装置のレンタル料金は、機種や性能、利用期間で異なります。周辺機器や運搬・設置・撤去費も確認しましょう。

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局所排気装置・集塵機はレンタル・リース・購入のどれがおすすめ?

局所排気装置の導入方法には、レンタル・リース・購入があります。どれが最適かは利用期間によって異なります。短期利用はレンタル、数年間ならリース、長期間継続して利用する設備なら購入を基本として比較すると選びやすくなります。

数日~数カ月程度の短期利用ならレンタルがおすすめ

期間限定の工事、試験、研究などで数日から数カ月だけ利用するならレンタルがおすすめです。短期間のために高額な集塵機を購入する必要がなく、作業終了後は返却できます。

例えば改修工事で1カ月だけ粉じんが発生する場合や、数週間だけ溶接作業を行う場合などが代表例です。また、本格的な設備導入前に吸引性能や使い勝手を確認したい場合にもレンタルが適しています。

ただし、短期間でも運搬費や設置費は発生します。1日だけの利用でも往復輸送費が高額になると、レンタル本体料金より周辺費用の方が高くなる可能性があります。そのため利用日数だけで判断せず、見積もり総額を確認して選びましょう。

数年間利用するならリースも選択肢になる

3年~7年程度など、ある程度長期間使用する予定がある場合はリースも選択肢です。リースでは機器をリース会社が購入し、利用者が毎月一定額を支払って使用します。購入と比べて導入時にまとまった資金を用意しなくてよい点がメリットです。

一方、レンタルより契約期間が長く、原則として途中解約しにくい点には注意が必要です。また、設備の仕様変更や作業工程の廃止が起きても契約が残る可能性があります。

長期間使用する固定式局所排気装置では、建物に合わせたフード・ダクト工事が必要になるため、機器だけのリースでは対応できないケースもあります。設備会社と相談しながら、購入とリース双方の総額を比較しましょう。

長期間継続して利用するなら購入がおすすめ

工場の製造ラインなどで毎日継続して使用する局所排気装置は、購入した方がコストを抑えられる可能性があります。レンタル料金を何年も支払い続けるより、初期費用を支払って自社設備として保有した方が総額で安くなるケースがあるためです。

購入なら作業環境に合わせた専用フードやダクトも設計しやすく、必要な制御風速・排風量を確保した設備を構築できます。生産ラインへ連動させるなど、自由度の高い設計も可能です。

一方、修理やメンテナンス、フィルター交換などは自社負担になります。購入時には本体価格だけでなく、年間の保守費、電気代、フィルター費用まで含めて長期的なコストを算出することが重要です。

排気装置コンシェルジュ

短期利用ならレンタル、数年間ならリース、長期利用なら購入がおすすめです。利用期間や予算に合わせて選びましょう。 

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局所排気装置・集塵機のレンタルが適しているケース

局所排気装置のレンタルは、設備を恒久的に設置する必要がないケースで特に有効です。短期的な有機溶剤使用、工事、研究、設備故障時の代替機など、一定期間だけ排気・集塵能力が必要になる場合に検討しましょう。

短期間だけ有機溶剤を使用する場合

普段は有機溶剤を使用していない工場や研究施設でも、製品試作、設備洗浄、接着、塗装などのため一時的に有機溶剤を使用するケースがあります。こうした短期間の作業では、固定式局所排気設備を新設するより、可搬型のVOC対応装置をレンタルする方が導入しやすい場合があります。

ただし、有機溶剤を使用する作業には有機則が適用される可能性があります。有機則では対象となる局所排気装置について性能要件などが定められており、レンタル品であっても法令要件を確認する必要があります。

使用する溶剤名、使用量、作業時間、作業場所をレンタル会社へ伝え、適切な装置を提案してもらいましょう。

工事期間中だけ粉塵対策が必要な場合

建物の解体・改修、床面研磨、コンクリート切断などでは大量の粉じんが発生します。しかし、工事が終了すれば集塵機を使用する必要はありません。そのため、建設・改修現場では集塵機のレンタルが広く利用されています。

例えばアクティオでは、解体、切断、はつり、研削、ケレンなどの粉じん処理向けに可搬式集塵機を取り扱っています。

作業内容によっては通常の可搬式集塵機ではなく、作業区域を負圧に保つ負圧集塵機が必要になることもあります。発生する粉じんの種類や作業範囲を確認し、必要な処理風量やフィルター性能を備えた機種を選びましょう。

溶接作業で一時的にヒューム対策が必要な場合

工場で設備修理や期間限定の製作を行う際など、一時的に溶接作業が発生するケースがあります。溶接時には微細な金属粒子を含むヒュームが発生するため、発生源近くで吸引する対策が重要です。

短期間だけの作業であれば、ヒュームコレクターをレンタルすることで恒久設備を購入する必要がありません。株式会社レントでは粉じんと溶接ヒュームの双方に対応したSTDコレクタをレンタル機器として提供しています。

重要なのは、吸込口を溶接点へ適切に近づけることです。作業位置が頻繁に変わる場合には、フレキシブルダクトや可動式アームを利用できる機種を選ぶと使いやすくなります。

研究室・実験室で期間限定の試験を行う場合

大学や企業の研究室では、新しい材料や溶剤を使用する実験を数週間から数カ月だけ行うことがあります。通常は使用しない物質のために固定式局所排気設備を増設するのは、費用やスペースの面で難しい場合があります。

可搬型の局所排気・VOC対策装置をレンタルすれば、試験期間中だけ作業台付近に設置できます。実験終了後は返却できるため、研究室内に不要な設備を残す必要もありません。

ただし、有害性の高い物質や特殊な薬品の場合、一般的な活性炭フィルターでは十分に捕集できないことがあります。SDSを確認し、使用する物質とフィルターの適合性をメーカーや専門業者へ確認したうえで使用しましょう。

工場の既設局所排気装置が故障した場合

毎日使用している局所排気装置や集塵機が突然故障すると、対象作業を停止しなければならない可能性があります。修理部品の取り寄せに数週間かかる場合、その間生産を止めると大きな損失につながります。

こうした緊急時に、レンタル機を一時的な代替設備として利用する方法があります。必要な処理風量や対象物質に対応する機種を借り、既設設備の修理が終わるまで使用します。

ただし、法令上設置が必要な局所排気設備を単純な可搬式集塵機へ置き換えてよいとは限りません。代替機でも必要性能・構造を確保できるか確認したうえで使用することが必要です。緊急時に備え、普段からレンタル会社を調べておくと安心です。

新しい設備を導入する前に効果を検証したい場合

局所排気装置は実際の作業場所へ設置してみなければ、使い勝手や捕集効果を判断しにくいことがあります。例えば「吸引音が作業の邪魔にならないか」「フードが作業者の手元を遮らないか」「溶剤臭が十分に減少するか」などはカタログだけでは判断できません。

そこで、レンタル機やメーカーのデモ機を一定期間設置し、効果を検証してから購入する方法があります。

特に複数台を工場へ導入する場合、一度購入してから機種選定を誤ったことに気づくと大きな損失になります。まず1台を試験運用し、作業環境測定や現場スタッフからの意見を確認してから本格導入することで、設備選定の失敗を防ぎやすくなります。

排気装置コンシェルジュ

局所排気装置のレンタルは、短期作業や試験導入、既設設備の故障時など、一時的に排気・集塵対策が必要な場合に適しています。 

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局所排気装置・集塵機のレンタル会社を選ぶポイント

レンタル会社を選ぶ際には、料金だけでなく、自社で発生する物質に対応できる機種があるか確認することが重要です。特に有機溶剤や微細ヒュームなどを扱う場合には、専門知識や設置サポートを持つ会社を選びましょう。

発生する有害物質に対応した機器を取り扱っているか確認する

最初に確認したいのは、吸引する物質に適した機器を取り扱っているかです。一口に集塵機といっても、一般粉じん、溶接ヒューム、有機溶剤、オイルミストなどでは必要な捕集方式が異なります。

例えば粉じんにはろ過式フィルター、VOCには活性炭などの吸着材が使用されます。対応していない機器を使用すると、有害物質を十分に除去できないだけでなく、排気側から再び作業場へ放出してしまう可能性があります。

問い合わせる際には「集塵機を借りたい」とだけ伝えるのではなく、発生物質の名称、濃度、発生量、作業方法を説明しましょう。化学物質であればSDSを提示すると、適切な機器を選定してもらいやすくなります。

必要な制御風速・排風量を確保できるか確認する

局所排気装置では、発生源から有害物質を確実に捕捉できるだけの風量が必要です。特に有機則などの法令対象設備では、フードの形式などに応じた性能要件を満たす必要があります。

そのため、レンタル機の「最大風量」だけを見るのではなく、実際のフード位置で必要な制御風速を確保できるか確認しましょう。ダクトを長くしたり曲げたりすると圧力損失が増え、吸込能力が低下するため注意が必要です。

局所排気設備を設計する専門会社では、フード形状やダクトの圧力損失を考慮して必要風量を算出します。法令対応が必要な場合は、機械だけを貸し出す会社より、設備設計について相談できる会社を選ぶと安心です。

フードやダクトまでまとめてレンタルできるか確認する

集塵機本体だけを借りても、粉じんやヒュームを発生源から本体まで導く設備がなければ十分な効果を得られません。発生源から離れた場所に集塵機を置く場合は、ダクトやホース、吸込フードなどが必要です。

株式会社レントでは集塵機本体だけでなくダクトなどの関連機器を扱っており、アクティオでも対応する吸込ダクトホースを用意しています。

別会社からダクトだけを手配すると口径が合わないといった問題が発生することもあります。できるだけ本体、ダクト、フードを一括で手配できる会社を選び、接続まで含めた構成を提案してもらいましょう。

設置・試運転まで依頼できる会社を選ぶ

大型集塵機や法令対応を目的とした局所排気設備の場合、単に機器が現場へ届くだけでは運用を開始できないことがあります。ダクト接続、フード設置、電源工事、風量調整などが必要になるためです。

レンタル会社によっては機器の配送だけを行い、設置は利用者側で行う場合があります。一方、設備会社と連携して搬入・設置・試運転まで対応できるサービスもあります。

特に局所排気装置はフード位置によって捕集性能が大きく変わるため、専門スタッフに設置してもらう方が安心です。試運転時に風速を測定し、必要な性能を確保できているか確認してもらえる会社であれば、法令対応や安全管理の面でも利用しやすいでしょう。

レンタル期間と延長料金を確認する

レンタル契約では、最低利用期間と延長時の料金を確認しましょう。「1日単位」と表示されていても、基本料金や整備費などによって最低料金が設定されている場合があります。

また、工事や研究が予定より長引き、返却日を延長するケースもあります。延長料金が通常の日額より高く設定されていないか、事前連絡が必要かなどを確認しておくことが大切です。

反対に、予定より早く作業が終了した場合でも、契約期間分の料金が返金されない可能性があります。期間が不確定な作業では、日額、月額の双方を提示してもらい、どの時点から月契約の方が安くなるのか確認すると費用を抑えやすくなります。

故障時の交換・サポート体制を確認する

レンタル機が作業中に故障した場合、交換機をすぐに用意してもらえるか確認しておきましょう。局所排気装置が使用できなくなれば、有害物質が発生する作業そのものを停止しなければならないことがあります。

全国に営業所や在庫拠点を持つ大手レンタル会社であれば、近隣拠点から代替機を手配できる場合があります。一方、特殊なVOC対策機器などは在庫台数が限られ、交換まで時間がかかる可能性があります。

契約前に、故障時の連絡窓口、対応時間、交換機の手配方法、出張修理の可否などを確認しましょう。また、フィルター目詰まりは故障ではなく消耗品扱いになることが多いため、交換方法も確認しておくことが重要です。

全国配送・現場への搬入に対応しているか確認する

レンタル会社によって対応エリアは異なります。全国に営業所を展開する会社もあれば、特定地域だけに対応する会社もあります。

遠方から機器を配送すると、レンタル料金自体は安くても輸送費が高額になる可能性があります。大型集塵機ではトラック輸送が必要となり、現場にフォークリフトがなければ荷下ろし設備も必要です。

そのため、自社の近くに営業所があるか、現場まで配送してもらえるかを確認しましょう。また、研究室や工場内部まで搬入してもらう必要がある場合には、「敷地までの配送」なのか「設置場所までの搬入」なのかも確認が必要です。搬入条件を伝えたうえで総額見積もりを依頼しましょう。

排気装置コンシェルジュ

レンタル会社は、機器の性能や料金だけでなく、設置・試運転、故障時のサポート、配送体制まで確認して選びましょう。

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局所排気装置をレンタルする流れ

局所排気装置をレンタルする際は、最初に使用物質や作業環境を整理することが重要です。その後、必要な風量・フィルター性能を確認し、複数会社から見積もりを取ったうえで契約・設置を進めます。

STEP
発生する粉塵・有機溶剤・ヒュームなどを確認する

最初に、作業で何が発生するのかを確認します。粉じんであれば材質や粒径、溶剤であれば化学物質名、溶接であれば作業方法や母材などを整理しましょう。

特に化学物質の場合は、商品名だけでなくSDSで成分を確認することが重要です。一般的な活性炭で吸着しやすい物質もあれば、専用の吸着材が必要な物質もあります。

また、発生量や作業時間も機種選定に影響します。1日10分だけ少量発生する場合と、8時間連続で発生する場合では必要なフィルター容量が大きく異なります。レンタル会社へ正確な情報を伝えられるよう、使用物質、作業時間、作業場所、発生量を整理しておきましょう。

STEP
レンタル会社へ使用環境と期間を相談する

次にレンタル会社へ問い合わせ、使用場所やレンタル期間を伝えます。作業場所の広さ、屋内・屋外、電源設備、吸込口から本体までの距離なども伝えると機種選定がスムーズです。

「2週間だけ使いたい」「3カ月程度を予定しているが延長の可能性がある」など、利用期間もできるだけ具体的に伝えましょう。日額と月額で料金体系が異なるため、期間によって最適な契約方法が変わります。

法令対象となる作業の場合には、その点も事前に伝える必要があります。有機則対応や特化則対応などを目的としている場合、単純な集塵・脱臭装置では要件を満たさない可能性があるため、専門知識のある担当者へ相談しましょう。

STEP
必要な風量・フィルターから機種を選定する

利用条件を伝えたら、必要な風量とフィルター性能から機種を選びます。粉じんであれば捕集効率やフィルター面積、VOCであれば活性炭容量、ヒュームであれば微細粒子への捕集性能などが重要です。

また、ダクトを使用する場合には圧力損失も考慮します。本体の最大風量だけで判断すると、実際にフードを取り付けた状態で十分な吸引能力を確保できない可能性があります。

機種を比較する際には、本体価格だけでなくフィルター交換費、消費電力、騒音なども確認しましょう。工場の作業台近くへ設置する場合には、騒音が作業者同士の会話や集中を妨げないことも重要な選定ポイントです。

STEP
見積もりを確認してレンタルを申し込む

機種が決まったら、正式な見積もりを取得します。見積書では、本体レンタル料金だけでなく、運搬費、設置費、撤去費、ダクト、フード、フィルターなどの費用を確認しましょう。

特にVOC対応機では、フィルターが消耗品として別料金になることがあります。利用中に交換が必要になった場合の価格もあらかじめ確認しておくと安心です。

また、破損・故障時の負担、途中解約、延長料金、返却時の清掃費などの契約条件も確認します。複数会社へ同じ条件で見積もりを依頼すれば比較しやすくなります。料金だけでなく、機器選定や設置のサポートまで含めて判断することが大切です。

STEP
現場へ局所排気装置を搬入・設置する

契約後、指定日に機器を現場へ搬入します。小型装置であればキャスターで移動できるものもありますが、中型・大型集塵機ではフォークリフトなどが必要になる場合があります。

設置後はフードやダクトを接続し、実際に装置を運転して吸引状態を確認します。局所排気ではフードと発生源の位置関係が重要なため、スモークテスターなどを利用して有害物質が吸込口へ向かって流れているか確認するとよいでしょう。

法令対象設備では必要な制御風速を測定し、基準を満たしているか確認する必要があります。設置作業に不安がある場合は、レンタル会社や局所排気設備の専門会社へ設置・試運転まで依頼しましょう。

STEP
使用後に機器を返却する

作業が完了したら、レンタル会社の指定方法に従って機器を返却します。返却前に集塵機内部の粉じんを処理する必要がある場合もあるため、契約時に清掃方法を確認しておきましょう。

アクティオの集塵機についても、使用後はタンク内のゴミを処理するよう案内されています。

有害物質を吸引した機器では、一般粉じんと同じ方法で清掃できない場合があります。フィルターや回収物の廃棄方法についても確認が必要です。

また、返却予定日を過ぎると延長料金が発生する可能性があります。工事終了日が変更された場合には早めにレンタル会社へ連絡し、期間延長の手続きを行いましょう。

排気装置コンシェルジュ

局所排気装置は、使用環境を確認・相談して機種を選定し、見積もり・申込後に搬入・設置、使用後に返却します。

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局所排気装置のレンタルに関するよくある質問

局所排気装置のレンタルでは、利用可能期間、料金、有機溶剤対応、設置方法などについて疑問を持つ方も多いでしょう。ここでは、局所排気装置や集塵機のレンタルを検討する際によくある質問について解説します。

局所排気装置は1日だけでもレンタルできますか?

1日単位でレンタルできる集塵機はあります。ただし、すべての局所排気装置が1日だけ借りられるわけではなく、レンタル会社や機種によって最低利用期間が異なります。

また、1日だけ借りる場合でも往復の運搬費や基本料、整備料が発生する可能性があります。そのため、本体の日額料金が数千円でも最終的な支払額は数万円以上になることがあります。

特殊なVOC対応装置では短期レンタルではなく、デモ貸出など別の制度が用意されている場合もあります。1日だけ試したい場合は「レンタル」だけでなく「デモ機を利用できるか」もメーカーへ確認するとよいでしょう。

局所排気装置のレンタル料金はいくらですか?

料金は機種や処理風量によって大きく異なります。2026年3月の公開調査では、可搬式集塵機の一例として最大風量10~20㎥/min程度で日額2,000円~1万5,000円、月額10万円~25万円程度、30~60㎥/minでは日額8,000円~2万円、月額12万円~40万円程度が目安とされています。

大型の負圧集塵機では月額数十万円~数百万円になるケースがあります。

一方、VOC対応局所排気・脱臭装置などは個別見積もりになることが多いため、使用物質と期間を伝えて確認しましょう。運搬・設置・フィルター費用も含めて比較することが重要です。

有機溶剤対応の局所排気装置はレンタルできますか?

有機溶剤やVOCの吸着に対応した機器をレンタルできるケースがあります。ベリクリーンエアはVOC除去装置や集塵・脱臭機器などの製造・販売に加えて、リース・レンタル事業を行っています。

同社のBAシリーズでは活性炭とHEPAフィルターなどを利用し、アセトン、IPA、MEK、トルエン、キシレンなどのVOC対策を想定しています。

ただし、「VOCを吸着できる装置」と「有機則で要求される局所排気設備」は必ずしも同じではありません。法令対象作業で使用する場合には、使用場所や作業条件を確認したうえで導入してください。

大型の負圧集塵機では月額数十万円~数百万円になるケースがあります。

一方、VOC対応局所排気・脱臭装置などは個別見積もりになることが多いため、使用物質と期間を伝えて確認しましょう。運搬・設置・フィルター費用も含めて比較することが重要です。

有機溶剤対応の局所排気装置はレンタルできますか?

有機溶剤に対応した局所排気装置をレンタルできる会社はあります。塗装や洗浄、接着などで発生する有機溶剤の蒸気を吸引・排気できる機種があり、短期間の作業や試験導入にも活用できます。

ただし、有機溶剤の種類や濃度、作業環境によって必要な風量・フィルター・防爆性能などが異なります。

また、有機溶剤中毒予防規則(有機則)などへの対応が必要になるケースもあります。レンタル前に使用する物質や作業内容を伝え、適切な機種や設置方法をレンタル会社へ確認しましょう。 

小型の局所排気装置はレンタルできますか?

小型・可搬式の集塵機や局所排気・脱臭装置をレンタルできる場合があります。100V電源で使用できる可搬式集塵機もあり、工事現場や研究室など固定設備を設置しにくい場所で利用しやすいです。

小型機のメリットは、設置スペースを抑えやすく、作業場所に合わせて移動できることです。一方、処理風量やフィルター容量には限界があるため、大量に発生する粉じんやVOCには適さない可能性があります。

「小さい機械なら十分」と考えず、必要風量や発生量から機種を選定することが重要です。作業場所の写真や寸法をレンタル会社へ送れば、適した機種やダクト配置を提案してもらいやすくなります。

ヒュームコレクターはレンタルできますか?

溶接ヒュームなどに対応するヒュームコレクターもレンタルできます。例えば株式会社レントでは、粉じんと溶接ヒュームを1台で処理できるSTDコレクタをレンタル機器として提供しています。

ヒュームは非常に細かな粒子であり、通常の粉じん用集塵機とは必要なフィルター性能が異なることがあります。そのため、単に風量の大きい集塵機を選べばよいわけではありません。

溶接方法、材料、作業時間などを伝え、ヒューム捕集に対応する機器を選定しましょう。また、溶接位置が頻繁に変わる場合には、フレキシブルダクトや可動アームを使用して発生源近くから吸引できる機種がおすすめです。

フードやダクトも一緒にレンタルできますか?

レンタル会社によっては、集塵機本体と一緒にダクトホースなどの周辺機器もレンタルできます。アクティオでは可搬式集塵機に対応する125mm・250mmの吸込ダクトホースを案内しており、レントも複数の集塵機用ダクトを取り扱っています。

一方、作業台の形状に合わせて製作する囲い式フードなどは、汎用品のレンタルでは対応できず特注製作になる可能性があります。

局所排気の性能はフード形状によって大きく変わります。そのため、本体だけを先に決めるのではなく、フード・ダクトを含めたシステム全体で選定することがおすすめです。

局所排気装置の設置まで依頼できますか?

設置まで対応できる会社もあります。ただし、レンタル会社によってサービス範囲が異なり、現場までの配送のみの場合もあります。

局所排気設備には、フード、ダクト、排風機などを現場に合わせて設計するものがあります。法令対応設備では制御風速や排気方法などの確認も必要です。

特に有機溶剤を扱う固定式局所排気設備では、設計・施工・試運転まで対応できる専門会社へ依頼するのが安心です。設備会社によっては、局所排気装置の設計から労働基準監督署への届出書類作成、設置、性能試験まで一括対応しています。

レンタル品を使用する場合も、設置サポートが必要か事前に相談しましょう。

長期間ならレンタルと購入のどちらがお得ですか?

数日~数カ月程度の利用であればレンタルが適していますが、数年間にわたり毎日使用する場合は購入の方が安くなる可能性があります。

例えば月額10万円のレンタル機を5年間使用すると、単純計算で600万円になります。購入価格と保守費用の合計がそれより安ければ、購入した方が経済的です。

ただし、レンタルでは故障対応や設備更新を行いやすいというメリットがあります。購入では自社専用のフード・ダクトを設計できるため、固定された生産工程では使いやすくなる可能性があります。

「何年以上なら必ず購入がお得」という基準はありません。予定利用期間を基に、レンタル総額、購入価格、保守費、フィルター代を比較して判断することが大切です。

排気装置コンシェルジュ

 局所排気装置のレンタルでは、料金や期間、対応機種、周辺機器、設置対応などを事前に確認しておくことが大切です。

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局所排気装置・集塵機のレンタルならベリクリーンエアへ!

局所排気装置や集塵機のレンタルをご検討中の方は、ベリクリーンエアトへご相談ください。

排気装置ネットでは、粉じん・ヒューム・有機溶剤・VOCなど、作業環境や発生物質に合わせた排気装置の選定をサポートしています。短期間の利用や試験導入、本格導入前の効果検証など、用途に応じた機器をご提案可能です。

「どの機種を選べばよいか分からない」「必要な風量やフィルターが分からない」「レンタルと購入のどちらがよいか相談したい」という方も、まずはお気軽に排気装置ネットへお問い合わせください。

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